色の名前《IL NOME DEL COLORE》

【ピアチェーレ カラー スタジオ】大阪 淀屋橋 パーソナルカラー・骨格スタイル分析スタジオ のつれづれ

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吉岡幸雄さんの「紫」〜色に魅了された男の夢〜見てきました♪

大好きな染色史家・吉岡幸雄さんのドキュメンタリー映画「紫」を見てきました。

吉岡氏は古代の染めや、正倉院宝物の復元で知られている染色史家です。
美しい伝統色の本も沢山出版されています。

また、東大寺お水取りで、堂内を飾るツバキの造花の材料となる
赤と黄に染められた和紙を納めていらっしゃるのも先生の工房です。



「先生何色好きですか?」「紫ですよ。紫が一番苦労するからね」
との会話から、ゆったりと贅沢な77分が始まります。

美しく染められた絹が水の中で泳ぐ音、
古来から紫を染める原料として使われてきた、紫草の根を木槌で叩く音…

静かに静かに進んでいきます。

しかし何よりも、染められた色の美しいこと!
なんともなまめかしく、表情を変えてゆく絹や和紙たち。
合成染料では得られない深みです。

先生の工房で作られた作品を何度か拝見したことがありますが、
どんなに薄い色でも、えもいわれぬ深みがあるのです。

触れてみたいそういう思いに駆られる色。

このドキュメンタリーでは先生の古の染めと現在の環境への想いが込められていました。

「古来の歴史や技に畏怖畏敬の念を持って日々精進しなければならない」

「人間は自然の中の一員。ありがたく暮らさせてもらうという精神性がなければ」

古いものを大切にしながら、チャレンジ精神溢れる熱い方です。
一度お目にかかったことがありますが、気さくに熱く語ってくださいました。


前述の椿の材料となる赤い和紙。半紙大のものを60枚納められるそうです。
一枚を染めるのに必要な紅花は、ナント1kg

それだけでもビックリなのに、現在は大地の力が弱っているのか
従来の1.5倍ほど必要だとも仰っていました。(日本国内だけでは賄えないそうです)


色を扱う仕事をしている者として、考えさせられることの多い映画でした。
色は自然からの贈り物
色も地球も大切に大切に。

申し込みが必要だったりしてなかなか出会えなかった映画ですが、
徐々に小さな映画館での期間限定の上映が始まっているようです。

お近くで上映されるときは是非ご覧下さい!
下のリンク先から確認できます。


「紫」〜色に魅了された男の夢〜公式サイト

紫のゆかり~吉岡幸雄の色彩界~

フライヤーフライヤー裏






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