色の名前《IL NOME DEL COLORE》

【ピアチェーレ カラー スタジオ】大阪 淀屋橋 パーソナルカラー・骨格スタイル分析スタジオ のつれづれ

鴇色

恐ろしくご無沙汰しております。
只今検定対策の真っ只中!といい訳しながら、コチラはサボっています


久々の記事はブログタイトルの「色の名前」に関するもの。


野生のトキの幼鳥が巣立ちをして、飛び立ったというニュースが昨日(2012/05/30)に配信されました。
よくテレビで目にする木にとまった姿は、ほぼ白

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これが空を飛んだ時、風切り羽根の美しいピンクが現れ、群れで飛んだときは空が鴇色に染まるほどだった
と聞いていて、どうしても見てみたかったのです。

そして、昨日飛び立ったトキがコチラ

toki

なんとも美しいピンク!初めて見ました

日本工業規格JISではを和色名・外来語色名合わせて、269色の慣用色名を収録しており、
もちろんトキの風切り羽根の色【鴇色】も含まれています。


藍色、桜色、スノウホワイトといった慣用色名を用いるメリットは、その背景にある文化や風土、空気感を伝える事ができる事です。(知らない人、経験していない人には伝わらないというデメリットもありますが…)
「白」というよりも「スノウホワイト」と言ったほうが、より白く透明感があり、冷たく美しい雰囲気がよく伝わりますよね。

JISでは鴇色を系統色名では「明るい紫みの赤」と定義しています。
わかり易いかもしれないけれど、なんとも無味乾燥。
鴇がかつての様にたくさん繁殖して、空が鴇色に染まり、みんなの口から「鴇色」という言葉が自然に出るようになるといいですね。

色彩の世界は歴史や文化、科学や物理、心理と幅広いものです。
勉強するのはなかなか手ごわいけれど、さまざまな知識を身につけられる楽しい世界。

これまで生きてきた世界も、何気なく見ていたニュースも色彩というフィルタを通すと
少し違った見方ができますよ。

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