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色の名前《IL NOME DEL COLORE》

【ピアチェーレ カラー スタジオ】大阪 淀屋橋 パーソナルカラー・骨格スタイル分析スタジオ のつれづれ

ゴーゴーミッフィー展(ミッフィーのかたち編)

昨年行きたかったのに、行きそびれていたゴーゴーミッフィー展が大阪に巡回してきました。

クリックすると公式サイトが見られます
チケットをクリックして、ぜひ可愛い公式サイトをご覧下さい。

可愛いミッフィーちゃんは昨年で55歳。

あまりに単純なウサギ型に点々の目とバッテンの口。
色だって超シンプル。
なのに、なぜここまで魅了されるのかを肌で感じてきました。



入り口すぐで上映されてるのは、ディック・ブルーナさん(作者)のアトリエの光景です。

是非これは見て欲しいと思います。
あんな単純な形なのに、なんともゆっくり筆を動かすこと
ストロークは1cmにも満たないのです。

もし、ブルーナさんに「記念にミッフィーを描いてあげるよ」と言われたら、
顔が終了したところで「もうそのへんでいいです」と言いそうなゆっくりさ。
(絶対にそんな機会ないよ。それに失礼だろ!もったいないし

しかし、原画を見ていくうちにブルーナさんのあふれんばかりの愛情と
恐ろしいまでのこだわりが見えてきます。

短いストロークで描かれた輪郭線は、ちょっとガタガタしています。
でもパソコンでは絶対に出せないであろう、味のある線。

「たれみみくん」という片一方の耳が垂れた
ウサギのキャラクターの耳の形を決めるのに
試行錯誤を繰り返し、スケッチした紙が10cmにもなったとか…

会場でいくつか上映されている映像の中で、
ブルーナさんが印象的なことを仰っていました。

人に「いい仕事ですね」とよく言われるが、
あの単純な顔を笑わせたり、悲しませたりするのにどれ程の苦労があることか。

この展覧会に行けば、あの単純の形の中に秘められた魔力が分かります。

ブルーナさんは可愛くて、素敵なおじいちゃま。
ますます好きになりました。

長くなったので、ミッフィーちゃんの色彩は「ゴーゴーミッフィ展(色彩編)」で

開催は2011年5月15日(日)まで、大丸ミュージアムUMEDA(大丸梅田店15F)にて
この後、広島に巡回し一年以上にわたったイベントが幕を閉じます。
お見逃しなく!

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